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01. お金と性というタブー



現代の日本のタブーは、お金と性と言われています。


ですが、これは明治以降の話。

江戸時代までは、お金も性も、もっと大らかで、固定観念のないものでした。


まず、お金については、明治政府が武士道の精神を日本人に教育したことにより、

「殿様の禄はありがたく頂戴するが、商人のマネはできない」という

強い固定観念が植え付けられました。以降、現在まで続いています。


江戸時代は、一般庶民も普通に「お金がたくさんあるのはいいな」と思い、

お金持ちに対しても偏ったイメージを抱かずに、

豊かであることを普通に望んでいたことでしょう。


性についても同様、明治維新でもたらされた西洋文明、特にキリスト教の影響が大きく、

性は「はしたないこと」というタブー視、固定概念がここで植え付けられ、

今に至ります。


一方、江戸時代まではどうだったかというと、

性は人間の生きる営みのひとつであり、暖かさや愛おしさを伴った概念だったようです。

春画も「笑本」と呼ばれるくらい、男女が一緒に見て楽しむものでした。


現代の卑猥なイメージとはまったく違いますね。


タブー視して、抑圧すればするほど、犯罪も増えるでしょう。


私が知る中で、性的虐待を受けられた方の人生ほど、壮絶なものはありませんでした。

そのくらい力のあるものだと思います。


さて、


そろそろ私たちは、タブー視を取り払い、

新しい概念をつくりだしてもよいのではないでしょうか。



wikipediaより(葛飾北斎)